中小企業白書2017雑感

少し前の話ですが、4/21に2017年版の中小企業白書が公表されました。

2017年版「中小企業白書」「小規模企業白書」を公表します

個人的に気になったところを書き留めておきます。

・業種別開廃業率。宿泊業、飲食サービス業は開業率、廃業率ともにトップ。新陳代謝の激しい業界。製造業は開業率最低で2%程度。ものづくり日本は終わったかと思いきや建設業は全業界2位の開業率の高さで8%強。東京オリンピックに向けて建設業は賑わっているのかもしれない。

・倒産件数は景気回復を反映して年々減少。休廃業、解散件数は高齢化を反映し年々増加。事業承継がうまく進んでいない。

・中小企業では人手不足が進んでいる。しかし賃金、職種のギャップがあり従業者数は減少。

・成長初期までは資金調達が最大の課題。安定期移行は人材確保が課題となっている。

・高成長型企業は民間・政府系金融機関からの借入で調達し、安定成長型企業は経営者の自己資金の割合が高い。リスクをとって財務レバレッジを効かせている。

・事業承継としてM&Aする場合の重点は従業員の雇用の維持・確保。M&Aに関心がある層でも対策・準備は進んでいない。

・M&Aの相談相手は顧問の公認会計士・税理士、親族、取引金融機関の割合が高い。公的機関はほとんど利用されていない。

・マーケティングの成功要素は市場ニーズの把握。経営企画部門が市場ニーズの把握に取り組むと成功率が高い。

・人材不足対応のための外部の経営資源活用(アウトソーシング)は有効な手段。

 

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